上神田精肉店

ローカルガストロノミー料理人

――普段の活動内容について教えてください

上神田さん
私は、母から受け継いだ上神田精肉店を切り盛りしています。お店では、新鮮でおいしいお肉とお惣菜を提供しており、中でも普代特産の昆布をたっぷり使った手作りの焼肉のタレ「特製生たれ」や、しゃぶしゃぶ用の「香醇梅ぽん」「金煎胡麻ぽん」が大変人気です。
また、今回の募集で空き店舗としてお譲りするのは、1998年から2008年までの10年間、私がオーナーシェフとして奮闘した思い入れのあるお店です。

――大事にしている価値観や目指しているものは何ですか？

上神田さん
私が何より大切にしているのは「つながり」です。家族や友人、地域の皆さんとのつながり、そして普代村を訪れてくれるお客様とのつながりを何より大事にしています。
精肉店や飲食店を通じて、ただ美味しい料理を提供するだけでなく、笑顔や和やかな時間を提供し、そこから生まれるつながりを築いていきたいと考えています。この地域やお店を訪れる全ての人が、料理を通じて心を通わせ、豊かなつながりを感じてもらえる場を目指しています。

――今回どんなプロジェクトで人材を募集しますか？

上神田さん
上神田精肉店の横に居酒屋を営んでいた空き店舗があります。村の中心地に立地しており、かつては飲食店が繁盛していました。私もオーナーとしてかつて学んだ和食の腕をふるって料理を提供していた時もありました。
この空き店舗で飲食店を再興したいと考えており、一緒にチャレンジしてくれる方を募集します。

――どんな人に来て欲しいですか？

上神田さん
私が求めているのは、普代村の自然や地域の資源を活かし、地域に根ざした持続可能な暮らしやビジネスに興味を持っている方です。
また、コミュニケーションが得意で、お客さんや一緒に働く仲間とのつながりを大切にする方、さらに飲食業界の経験があり、調理だけでなくメニュー開発や新しい挑戦にも積極的に取り組める方を歓迎します。
ゆくゆくはリーダーシップを持って、地域全体の活性化にも貢献していただける方と一緒に働きたいですね。

――地域での立ち位置についてどうお考えですか？

上神田さん
私は、商店街の仲間たちと協力しながら、地域の活性化に取り組んできました。特に、2016年に商店街の後継者4人で結成した「ジョイフルイレブン」は、普代村の商店街に新しい風を吹き込むためのチームです。私たちは商店街を「普代アビーロード商店街」と命名し、毎月「ジョイフルデー」という販促イベントを開催しています。
ジョイフルデーは、商店街全体の連携を深め、地域の賑わいを取り戻すための大きな一歩となっています。商店街の皆さんとの連携を通じて、新しい挑戦を続けることが私の大きなやりがいです。

また、商店街だけでなく村全体の役割を担ってきました。村の教育委員や祭りの山車作りのまとめ役、独自イベントである「音楽の広場」の開催。それに普代商工会の会長など村の発展につながることは色々とやってきました。

――最後に、応募者へのメッセージをお願いします。

上神田さん
普代村は、自然豊かな土地であり、ここでの生活は本当に魅力的です。地域の皆さんや商店街の仲間たちと共に、新しいチャレンジを始められる環境が整っています。ぜひ一度、普代村に足を運んでみてください。この村での出会いや経験が、きっとあなたの人生を豊かにし、未来への可能性を広げてくれるはずです。

私たちと一緒に、新しい一歩を踏み出してみませんか？普代村でお待ちしています！

上神田精肉店公式ホームページ